急性期病院で提供されるケアの種類と特徴

急性期病院でのケアは、外傷や心筋梗塞、脳卒中、がんなどの重篤な状態に対し、短期間で集中的に治療を行うことが基本です。出産や精神疾患に対する急性期サービスも含まれます。治療は通常、専門医や高度な診断装置、薬剤が必要なため入院で行われます。

外科手術

  • 病状や外傷の複雑さ、合併症のリスクに応じて、手術は原則として入院手術となり、最低でも一泊は必要です。白内障除去やヘルニア修復など比較的簡単な手術は、日帰り外来手術センターで行われ、同日退院が可能です。

    外傷患者は救急部での初期処置後に手術を受けることが多く、心臓手術、脳神経外科手術、虫垂切除、胆嚢摘出、腸管手術などが代表的です。手術に該当しないが急性期に行われる処置として、胃瘻造設、胸腔ドレーン挿入、気管切開、気管内挿管などがあります。

出産

  • 大規模な病院の産科病棟や、独立した助産センターで行われます。低リスクで手術介入が不要な妊婦は、出産前後のケアを受け、出産後24時間以内に退院するケースが一般的です。

包括的リハビリテーション

  • 長期入院が必要なほど重篤ではないが、長期疾患の後遺症で機能低下がある患者に対し、入院リハビリ(理学療法、作業療法、言語療法)を提供します。退院時に自立できるよう、治療は患者中心に調整されます。

メンタルヘルス

  • うつ病や統合失調症などで日常生活が困難な場合、急性期の精神科入院が行われます。数日から数週間の入院で、危機状態が落ち着くまで治療と薬物管理が行われます。薬物依存治療(メサドーン維持療法やデトックス)やカウンセリングも含まれます。

その他のサービス

  • 外来でも提供される高度な診断・治療も急性期ケアに含まれます。例として、腎臓透析、CT(コンピュータ断層撮影)検査、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)などがあります。

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