急性脳卒中患者への制約誘発性運動療法(CIMT)

制約誘発性運動療法(CIMT)は、急性期脳卒中患者の上肢機能回復を目的としたリハビリテーション手法です。非麻痺側の腕を固定し、障害側の使用を促すことで、使わない習慣を克服します。

特徴

非麻痺側の腕をスリングで固定し、患者が障害側の腕を意識的に使用するよう促します。セラピストは、まずドアを開けるなどの大まかな動作から始め、徐々に文字を書くといった細かな作業へと進めます。

留意点

CIMTは「使わないことを学習する」現象に基づく治療です。継続的な取り組みと高いモチベーションが必要なため、意欲的な患者に最も効果的です。

禁忌

治療には指示を正確に守ることが前提です。重度の記憶障害や判断力低下がある場合は、CIMTは適さないことがあります。

効果

米国脳卒中協会の報告によれば、CIMTは患者の生活の質を向上させ、日常生活動作の自立度を高めます。

注意点

CIMTは専門的な訓練を受けた理学療法士または作業療法士が指導することが重要です。

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