MRI装置の歴史と現代医療への影響

定義

メルリム・ウェブスター医療辞典によれば、磁気共鳴画像法(MRI)は、体内の原子核をラジオ波で励起し、その核磁気共鳴を利用して内部組織のコンピュータ画像を作成する、非侵襲的な診断技術です。

歴史

ハーバード大学のエドワード・パーセルとスタンフォード大学のフェリックス・ブロッホは、1946年に始まった磁気共鳴の研究で功績を挙げ、1952年にノーベル物理学賞を受賞しました。1940〜50年代に基礎研究が進む中、実際に人間を対象としたMRI装置が臨床に導入されたのは1980年代になってからです。

仕組み

MRIスキャナーは強力な磁場とラジオ波を組み合わせ、体内の水素原子のスピンを操作して2次元・3次元の断層画像を生成します。得られた画像はコンピュータ上で閲覧でき、必要に応じて印刷して詳細に評価します。

種類

現在主に2種類のMRI装置が使用されています。従来型は円筒形のトンネルに患者を入れる方式で、狭い空間が苦手な閉所恐怖症の患者にとっては負担が大きいです。近年普及しつつあるオープンMRIは、機械の四方が開いているため、患者は比較的リラックスした状態で検査を受けられます。

21世紀のMRI

21世紀に入ってからのMRIは、がんや脳卒中、靭帯損傷など多様な疾患の診断に欠かせないツールとなっています。すべての異常を検出できるわけではありませんが、医師はMRIを重要な情報源として活用し、治療方針の決定に役立てています。

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