保険会社が変更された場合、請求は自動的に終了しない理由と手続き方法
保険会社や団体健康保険を別の会社に切り替えるときでも、既に提出された請求は処理が完了するまで閉じられません。保険の空白期間がなくても、支払いの責任者は請求の内容や受診日時によって決まります。以下では、主なケースと対処法を解説します。
ケアの移行
保険会社が変わる際、治療が途中の場合は両保険会社が協力して請求を処理することがあります。例えば、12月30日に入院し1月2日に退院、1月1日に保険が変更された場合、12月30日に適用されていた保険会社が全額を支払い、請求を完了します。新しい保険は、プランの有効日以降に発生したサービス分から支払います。
未処理請求(Run‑Out Claims)
完全保険型の団体健康保険では、保険会社が保険料を受け取り、請求処理を行います。保険会社を変更した場合、旧保険会社は新保険の適用開始日前に提供された医療サービスの請求を支払います。多くのプランでは、サービス日から一定期間(3か月〜1年)まで請求を受け付ける「ランアウト期間」が設けられています。
支払い責任
保険変更があっても、請求の提出は基本的に被保険者の責任です。支払先が不明な場合は、保険証裏面に記載されたカスタマーサービスへ問い合わせましょう。自己保険型(self‑insured)の団体の場合、雇用主が直接請求を負担するため、旧保険が必ずしも支払うとは限りません。
結論
保険会社が変わっても、請求は自動的に閉じることはありません。旧保険または新保険のいずれかが支払いを担当します。請求が正しく処理されるよう、各保険会社に支払担当を確認し、社内の福利厚生担当や人事部にも連絡してください。受診前に医師へ保険変更を伝えることも忘れずに。
