従業員はCOBRA(米国医療保険継続法)の権利を放棄できるのか?

COBRA(医療保険継続法)とは

COBRA(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act)は、従業員とその扶養家族が、雇用喪失や死亡、離婚、転職などで保険資格を失う場合に、一定期間団体健康保険を継続できる権利を提供します。

COBRA継続保険の放棄

従業員や資格取得者は、COBRAの継続保険を受け取らない(放棄)ことを選択できます。この選択は本人の自由意思に基づきます。

放棄届の提出

  • 放棄する場合、従業員は書面での放棄届に署名する必要があります。届出には、COBRA継続の権利、保険が終了する日付、放棄の理由(例:退職)などが明記されます。署名により、従業員は自らの権利を放棄し、保険終了後に追加の給付は受けられないことを理解したことになります。

放棄する主な理由

  • 新しい雇用主の保険や配偶者の保険など、他の保険に加入できる場合。

  • 個人で民間保険に加入する場合。

  • 離婚後、元配偶者の保険ではなく別の保険を選択する場合。

  • 保険料が高く、COBRAを継続できない、または保険に加入しない選択をする場合。

従業員の権利

  • 資格事象が発生した場合、従業員はCOBRAで保険を継続する権利があります。この権利は扶養家族にも同様に適用されます。放棄届を提出した場合でも、選択期間内であれば放棄を撤回し、継続を選ぶことができます。

雇用主の責務

  • 従業員がCOBRAの対象となったら、30日以内に対象者へ通知しなければなりません。また、保険プラン管理者にも資格事象を報告する必要があります。さらに、従業員に対しCOBRAの権利と放棄の選択肢についての通知を行い、選択期間中に放棄の撤回が可能である旨を伝える義務があります。

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