退職後のメディケア受給と保険オプションの選び方

Medicare(メディケア)

Medicareは65歳以上、または一定の障害を持つ方を対象とした連邦政府の健康保険です。
パートAは入院、ホスピス、熟練看護施設の費用をカバーしますが、入院時には約1,000ドルの自己負担額(デダクティブル)が必要です。
パートBは医師診療、検査、車椅子などの耐久医療機器を対象とし、年間デダクティブルは約100ドル、残りは20%の自己負担がかかります。さらに月額保険料は約100ドルです。そのため、多くの人は雇用主提供の保険が切れた後にパートBを開始します。継続的に保険に加入している限り、パートBへの遅延加入にペナルティはありません。

COBRA(コブラ)

COBRA(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act)は、1986年に制定された法律で、退職後も一定期間、雇用主が提供していた健康保険を継続できる制度です。退職したメディケア受給者はCOBRAを利用して雇用主保険を維持できます。COBRA期間中はメディケアが主保険、雇用主保険が従属保険として機能し、メディケア単独ではカバーできない自己負担分を補填します。

特別加入期間(Special Enrollment Period)

雇用主保険やCOBRAが終了したとき、特別加入期間が設定されます。
・パートBに未加入の場合、保険終了日から最大8か月以内に加入手続きを行えます。
・パートBの開始日が決まると、前後3か月の「オープンエンロールメント」期間があり、この間にMedigap(メディケア・サプリメント)プランへの加入が可能です。
・メディケア・アドバンテージ(パートC)やパートD(処方薬)プランへの加入は、開始日から2か月以内に行う必要があります。

補足保険プラン

メディケアには主に2つの補足保険があります。
メディケア・アドバンテージ(パートC)は入院、外来診療、処方薬をひとつのプランでカバーし、視覚・歯科などの追加サービスを提供することもあります。メディケア自体を置き換える形ですが、受給者としての権利は保持されます。
Medigap(メディケア・サプリメント)はメディケアの二次保険として機能し、自己負担額やコインシュアランスを補填します。ネットワーク制限はなく、処方薬は含まれません。

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