陸軍の基礎訓練で負傷した兵士は医療給付を受けられるか?

職務上の負傷

新兵が入隊初日から基礎戦闘訓練(10週間)を受ける際、身体的・精神的に過酷なトレーニングにより、筋骨格系の怪我が頻発します。負傷が生じた場合は、すぐに駐屯地の軍病院で治療が行われ、回復後は訓練に復帰します。永久的な障害が残るケースでは、陸軍は「職務上の事故(Line‑of‑Duty, LOD)調査」を実施し、事故の原因と「職務上の事故」かどうかを確認します。

職務上の判定と軍の適格性

陸軍規則 600‑8‑4 に基づき、負傷の原因と経緯を調査します。負傷が永久的である場合、LOD調査の結果をもとに、医療退役や退職金支給の可否を判断します。判断の鍵は、陸軍規則 40‑501 に定められた「医療適格性」です。医療的に適格であるとは、負傷が任務遂行を妨げず、健康状態を悪化させないことを意味します。

身体障害保障

軍務に不適格と判断された兵士は、陸軍規則 40‑400 に従い「軍事評価委員会(MEB)」で評価され、その後「身体評価委員会(PEB)」(陸軍規則 635‑40)で最終判定が下されます。PEB の結果により、兵士は「一時的障害退役リスト(TDRL)」に掲載される可能性があります。PEB の判定は退役軍人省(VA)の障害等級評価に大きく影響し、VA 医療給付の対象となります。

退役軍人省(VA)の給付

負傷・病気・疾患により退役した兵士は、VA の医療給付を受けられる可能性が高いです。VA が「サービス接続障害」と認定すれば、医療サービスや障害年金が支給されます。VA の公式サイトでは詳細な情報と申請手続きが案内されており、退役前に VA 担当者と相談してサービスを事前に手配することが推奨されます。

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