提供される薬剤
各パートD保険プランは、カバーされる処方薬のリスト(フォーミュラリ)を提供します。ジェネリック薬はほとんどのプランでカバーされますが、ブランド名の高価な薬や稀少薬はプランによって異なります。薬の種類はプラン選択の重要な要因です。ジェネリックだけを使用する場合は低価格プランが適していますが、高価な薬を多く使用する退職者は充実したカバー範囲のプランが必要です。
薬剤の費用
プランは薬を階層(ティア)で分類し、ティアが上がるほど自己負担額が高くなります。ティア1は主にジェネリック、ティア4は最も高価なブランド薬です。同じ薬でもプラン間でティアが異なることがあるため、各プランのコペイ表を比較し、年間の薬費総額を見積もることが重要です。最適なプランは総自己負担額が最小になるものです。
月額保険料と自己負担額(デダクティブル)
パートDプランは月額保険料と年額のデダクティブル(自己負担上限)を設定しています。保険料が低いプランはコペイが高く、ティア構造が厳しい傾向があります。逆に保険料が高いプランはコペイが低く、より手厚いカバーを提供します。薬の使用量が少なくジェネリック中心の人は低保険料プランで十分ですが、多くの高価薬を使用する人は高保険料プランの方が長期的に費用を抑えられます。
ドーナツホール(ギャップ)
パートDには「ドーナツホール」と呼ばれる費用ギャップがあります。年間薬費総額が約2,830ドル(2011年基準)に達すると、自己負担が100%になり、約6,440ドルに達するまでカバーされません。一部の高保険料プランはこのギャップ期間中もカバーを提供します。薬をほとんど使わない人にとっては問題になりませんが、薬費が高額になる人はドーナツホール対策があるプランを選ぶべきです。
