主要医療保険(Major Medical Insurance)
被保険者は、保険金が支払われる前に自己負担額(デダクティブル)を支払う必要があります。このタイプの保険では、保険会社が病院や診療費の約80%を負担し、残りの20%は本人が支払います。以前は全額自己負担後に保険会社から払い戻しを受けるケースもありましたが、現在は医療機関へ直接保険会社が残額を支払う形が主流です。
優先医療提供者組織(Preferred Provider Organization、PPO)
PPOは提携医師ネットワークを持ちますが、加入者はネットワーク内外のどの医師でも受診できます。ネットワーク外の医師を選択した場合、デダクティブルや自己負担額が高くなることが一般的です。ネットワーク内の医師は事前に保険会社と料金交渉が行われており、費用が抑えられますが、外部医師は自由に料金を設定できるため、追加費用が発生します。
健康維持組織(Health Maintenance Organization、HMO)
HMOは主要医療保険に比べて保険料が低く設定されている点が魅力です。加入者はプライマリ・ケア医(主治医)を選び、予防的なカウンセリングや健康管理を受けます。主治医が必要に応じて専門医や病院への紹介を行い、すべての医師は保険会社が認めたネットワーク内に限定されます。不要と判断された治療やサービスはカバーされないため、コストが抑えられます。
サービス地点(Point of Service、POS)
POSはPPOとHMOのハイブリッドプランです。加入者は主治医を中心に医療を受けますが、専門医への紹介はネットワーク内外どちらでも可能です。HMOと異なり、ネットワーク外の専門医でも利用できるため、柔軟性が高く、必要に応じて幅広い選択肢が提供されます。
