HSAとFSAは同じものですか?
ヘルス・セービング・アカウント(HSA)
HSAは医療費専用の貯蓄口座で、拠出金は税控除の対象です。利用できるのは、IRSが定める高額自己負担医療保険(HDHP)に加入している人のみで、年齢は65歳未満かつメディケア未加入が条件です。年間拠出限度額はIRSが設定しています。
フレキシブル・スペンディング・アカウント(FSA)
FSAは雇用主が提供し、給与からの天引きで資金を拠出します。拠出額はプラン開始時に決定し、上限はありません(ただし後の法改正で上限が設定されることがあります)。拠出金は非課税で、使用しなかった資金はプラン年度末に失われる「使い切り」制度です。
HSA と FSA の比較
- どちらも処方薬や診療費、自己負担金などの医療費に対して税金のかからない資金を提供します。
- FSAは雇用主を通じてのみ利用でき、未使用分は失われます。
- HSAは銀行や信用組合でも開設可能で、残高は翌年へ繰り越せます。65歳以降は医療以外の支出にも使用できます。
メリット
- 将来の医療費(処方薬、視力矯正、歯科、専門医など)を計画的に貯蓄できる。
- HSAは投資オプション(株式、債券、投資信託)を利用でき、資産運用が可能。
- 雇用や転居に左右されず、ポータブルに利用できる。
留意点
- FSAの拠出額は実際に使う金額を見積もり、過剰に設定すると失われます。
- 2010年以降、医師の処方がない限りOTC医薬品はFSA・HSAの対象外となります。OTCには鎮痛剤、咳止め、救急用品などが含まれます。
- 2013年からはFSAの拠出上限が設定される予定です。
