メディケイドは米国の政府が提供する医療保険制度で、医療費や十分な保険に加入できない人々を対象としています。州ごとに運営され、対象者は年齢、収入、資産、扶養家族数などに基づいて判定されます。

給付内容

メディケイドは入院・外来の医療費、診療、処方薬、治療に必要な機器などをカバーします。また、救急車や非緊急輸送、家族計画、限定的な在宅医療、歯科・視覚・聴覚サービス、禁煙支援なども対象です。一部のサービスは対象外であり、利用時に自己負担(コペイ)が必要な場合があります。支払いは患者へではなく、医療提供者へ直接行われます。

資産要件

各州は連邦の指針に従い、メディケイド受給資格者の資産上限を設定しています。個人、夫婦、家族別に基準が異なります。例としてカリフォルニア州は個人で2,000ドル、夫婦で3,000ドルが上限です。高齢者や障害者にはより高い上限が認められます。ノースダコタ州では、視覚障害・身体障害・65歳以上の個人に対し3,000ドルの上限が設定されています。住宅、1台の自動車、一定額以下の生命保険は通常資産としてカウントされません。

収入要件

収入基準は連邦貧困ライン(FPL)の一定割合で決まります。州によっては月収・年収でFPLの250%まで認められることがあります。カリフォルニア州では個人月収845ドル、夫婦で1,407.20ドルまでが対象です。ニューヨーク州では個人708ドル、夫婦883ドルが上限となります。最新の州別基準はオンラインのメディケイド情報リストで確認してください。

家族構成の影響

世帯人数は収入要件に直接影響します。扶養家族が多いほど、より高い収入でも適格とみなされます。ニューヨーク州は扶養子ども1人につき月額99ドル、ノースダコタ州は106ドルの加算があります。18歳未満の子どもは、親の収入要件を満たさなくても個別にメディケイドの対象となることがあります。