高齢者向け医療保険の選び方と主要プラン

メディケア(Medicare)

65歳以上の方は連邦政府が提供する医療保険制度、メディケアの対象となります。

  • パートA(入院保険):病院や熟練看護施設での入院費、在宅医療、ホスピスケアをカバー(条件あり)。
  • パートB(医療保険):医師の診療費や外来治療費を支払う。パートAは無償ですが、パートBは月額保険料が必要です。
  • パートC(メディケア・アドバンテージ):パートA・Bのサービスに加えて、追加の医療サービスを提供する民間プラン。ネットワーク内の医師・病院に限定されます。
  • パートD(処方薬カバー):民間保険会社が運営する処方薬保険。プランにより薬剤のカバー範囲が異なり、月額保険料が別途必要です。

メディケイド(Medicaid)

連邦と州が共同で資金提供する医療保険で、州ごとにプログラム内容が異なります。対象は低所得の高齢者、妊婦、子ども、低所得世帯などです。メディケイドは長期介護費用の約40%を負担し、医療上必要と認められたサービスを提供します。

メディギャップ(Medigap)

民間保険会社が提供する補足保険で、メディケアの自己負担額(免責額や共同保険)をカバーします。連邦政府が定めた12種類の標準プランがあり、州や保険会社により提供状況は異なります。メディケア管理型プランやメディケイド加入者は、メディギャップは必要ありません。

退役軍人医療(Veterans Health Care)

退役軍人はVA(米国退役軍人省)の医療プログラムとメディケアの両方に加入でき、VA外の医師も受診可能です。資格は収入や服役状況に基づき、長期介護、デイケア、在宅ホスピス、老人ホームなどの追加サービスが利用できます。長期介護利用には収入・資産の上限があります。

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