マサチューセッツ州の健康保険を比較する方法
マサチューセッツ州は、2006年にローレンス州知事ミット・ロムニーが主導した包括的な州レベルの医療改革法が成立したことで、米国でも特異な健康保険市場となっています。この法律により、州内の保険加入義務が拡大し、連邦貧困ラインの150%未満の所得層には無料で保険が提供されます。保険に加入しないと罰金が科されるため、住民は必ず何らかのカバーを持つ必要があります。保険プランの比較手順は全米共通ですが、以下のポイントを押さえておくと選びやすくなります。
自己負担額(Deductible)
自己負担額は、保険金が支払われる前に本人が支払う必要がある医療費の総額です。自己負担額が高いほど、保険料は低く抑えられますが、実際に医療費が発生した際の負担が大きくなります。家族プランの場合、家族全体の医療費が一つの自己負担額に合算されることが一般的です。職場で保険に加入できない場合は、健康貯蓄口座(HSA)と高額自己負担プラン(HDHP)の組み合わせを検討すると良いでしょう。
共同保険負担率(Coinsurance)
共同保険負担率は、自己負担額を満たした後に保険がカバーする費用のうち、本人が負担する割合です。たとえば「80/20」プランの場合、保険会社が80%、本人が20%を支払います。共同保険負担率が低いほど保険料は高くなり、逆に高い割合(例:50%)を選べば保険料は安くなります。
診療費自己負担額(Co‑Pay)
診療費自己負担額は、医師の診察や処方箋ごとに支払う固定額です。金額は無料から約50ドル(約5,000円)程度が一般的です。一部のプランでは、年間一定回数まで自己負担額が免除される「無料診療回数」が設定されており、その回数を超えると自己負担額が発生します。
除外項目(Exclusions)
マサチューセッツ州の保険は比較的幅広いカバー範囲を求められますが、プランごとに除外される項目は異なります。妊産婦ケア、処方薬、カイロプラクティックなど代替医療のカバー有無を必ず確認しましょう。
以上のポイントを踏まえて、自己負担額、共同保険負担率、診療費自己負担額、除外項目を比較すれば、あなたに最適なマサチューセッツ州の健康保険プランが見つかります。
