社会保障と障害に関する問題

労働

SSA(米国社会保障庁)の障害給付を受けるには、申請者(=障害状態を主張する「請求者」)が働いていないことが条件です。働きながら障害を訴えるケースは多く、痛みや身体・精神的制限があっても仕事を続けている人が申請すると、給付は認められません。

SSAがいう「仕事」は単に職場に出勤することだけではなく、実質的な有償活動(Substantial Gainful Activity, SGA)を指します。たとえば、友人や家族のためにパートタイムで少額の報酬を得ている場合、その収入がSGA基準を下回れば「仕事」とはみなされません。逆に、一定の収入があるとSGAに該当し、障害給付の対象外となります。仕事の定義は分かりにくいため、給付申請前にSSAへ確認することが重要です。

他の仕事

SSAは、特定の職種ができなくても、他の仕事ができる場合は障害給付を認めません。障害給付は「どの仕事もできない」ことが条件です。例として、40歳のレンガ職人が重いレンガやはしごを扱うことができなくなった場合でも、デスクワークや電話応対、軽作業などに転換できると判断されれば、給付は却下されます。つまり、障害が「特定の職務に限定される」場合は受給対象外です。

年齢と教育

受給の可否は、請求者の年齢と学歴にも左右されます。55歳以上で高校卒業程度の学歴がない場合、若くて大学卒業程度の学歴がある人よりも受給が認められやすいです。年齢が高くなると、長年同じ仕事に従事していたため特定の技能に依存しがちで、新たな技能を習得しにくくなります。一方、若く教育レベルが高い人は、別の職種への転換が比較的容易と見なされ、障害給付の対象になりにくいです。

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