健康保険は課税対象になるのか?
雇用者提供の健康保険
雇用主が提供する団体健康保険は税金が免除されます。保険料は給与から税引き前に差し引かれるため、課税対象所得が減少し、税率が下がる可能性があります。さらに、職場で加入する補足保険(視覚・歯科など)も同様に控除対象になることがあります。
個人加入の健康保険
雇用主が保険を提供しない、または別のプランを希望する場合は、民間保険会社から個人保険を購入します。連邦所得税の控除は、保険料が調整後総所得(AGI)の7.5%を超える場合に限られます。その超過分は医療費控除として申告できます。
自営業者の場合
自営業者は団体保険に加入できないことが多いですが、配偶者の雇用主が提供する保険に加入できる場合があります。この場合、保険料の全額(100%)を所得税から控除できます。控除は確定申告時だけでなく、四半期ごとの見積もり納税額に反映させることで、税金の即時減額が可能です。
健康貯蓄口座(HSA)
控除対象外の民間保険に加入している場合は、高免責額プランに切り替えてHSAを開設することを検討してください。高免責額プランは保険料が低く抑えられますが、自己負担額が大きくなります。HSAに拠出した金額は、医療費に使う限り非課税です。ただし、保険料そのものをHSAから支払うことはできず、資格外の支出や引き出しには税金と罰金が課されます。
まとめ
米国では、保険の取得方法や所得状況に応じて、健康保険料の税務取扱いが異なります。雇用者提供の保険は自動的に免税、個人保険はAGIの7.5%超が控除対象、自営業者は全額控除、そしてHSAは税金優遇の有効な手段です。自身の状況に合わせて最適な選択をしましょう。
