アルコール依存治療に対する米国政府の財政支援
Medline Plusによると、2011年1月時点で約1760万人の米国成人がアルコール乱用または依存状態にあります。思春期の若者にもアルコール問題は見られ、治療には入院が必要な場合など高額になることがあります。米国政府は、治療費が必要な対象者に対し、さまざまな財政支援プログラムを提供しています。対象条件はプログラムごとに異なります。
Medicare(メディケア)
- 高齢者や障害により就労できない人向けの健康保険です。
- パートA:入院型アルコール治療をカバー。
- パートB:外来型アルコール治療をカバー。
- パートD:外来処方薬(アルコール依存や関連するメンタルヘルスの治療薬)を対象。
- 受給者は多くのサービスで自己負担(コペイ)が必要です。
- 資格確認は社会保障局へ電話、またはオンラインで申請できます(詳細はResources参照)。
Medicaid(メディケイド)
- 低所得・貯蓄が限られた人を対象とした医療保険です。
- 州ごとに資格要件が若干異なります。
- 入院・外来のアルコール治療をカバー。
- 申請は居住県の福祉事務所、または補足保障所得(SSI)受給者は社会保障局で行えます(Resourcesで最寄り事務所を確認)。
- 既にMedicare受給者でも、条件を満たせばMedicaidに同時加入可能です。
Children’s Health Insurance Program(CHIP)
- メディケイドの対象外だが、医療費を自費でまかなうのが難しい子どもに保険を提供します。
- 子ども・思春期の入院・外来アルコール・薬物治療をカバー。
- 電話またはCHIP公式サイトからオンラインで申請可能です(Resources参照)。州によっては福祉事務所や保健所でも受付があります。
U.S. Department of Veterans Affairs(米国退役軍人省)
- 対象となる退役軍人にアルコール治療費を支給します。
- 入院治療、外来治療、必要に応じた医療監視下のデトックス、処方薬をカバー。
- オンラインで退役軍人医療給付を申請するか、最寄りのVA医療センターで手続きを行います(Resourcesでセンターを検索)。
- 既に給付を受けている場合は、退役軍人省ヘルプラインに問い合わせてサービス利用方法を確認してください。
