CMS-460(メディケア参加医師・供給者契約)とは何か?
医師はメディケアからの診療報酬を受け取るかどうかを選択できます。メディケアの参加医師になるには、正式名称「Medicare Participating Physician and Supplier Agreement(CMS-460)」のフォームを提出する必要があります。
参加医師(Participating Providers)
CMS-460フォームに記入し、メディケアの参加医師となった医師は「割当(assignment)」を受け入れることに同意します。つまり、メディケアが認めた金額を全額受け取り、患者は自己負担の控除額や共同保険料のみを支払えばよくなります。医師側のメリットはメディケアから直接払い戻しを受けられることです。
オープンエンロールメント期間
参加医師になりたい医師は、毎年11月中旬から12月31日までのオープンエンロールメント期間にCMS-460フォームを提出できます。この期間は、既に参加している医師が参加をやめることも選択できる時期です。
非参加医師(Non-participating Providers)
メディケアに参加していない医師は、ほとんどのサービスでメディケア承認額の最大15%まで上乗せして請求できます。患者はその上乗せ分に加えて、控除額や共同保険料も支払う必要があります。また、非参加医師はサービス費用を先に請求し、患者自身がメディケアに請求して払い戻しを受ける必要があります。
メディケアからの完全退出(Opt Out)
医師は、メディケア患者に対して提供した診療やサービスについてメディケアからの支払いを受け取らないことを宣誓書で宣言し、メディケアから完全に退出することもできます。この場合、医師は好きな金額を請求でき、患者は全額支払う責任があります。ただし、緊急・救急の診療や、診療前に料金に関する書面契約を患者に提示していない場合を除き、メディケアは費用の一部を負担しません。
