メディケアの概要
メディケアは米国の65歳以上の居住者に対し、基本的な健康保険を提供する連邦プログラムです。以下の4つのパートで構成されます。
- パートA:入院サービスをカバー。
- パートB:医師の診療費や検査費用をカバー。
- パートC(メディケア・アドバンテージ):ヘルスケア組織やPPOなどの管理医療ネットワークを通じて給付を受けられます。
- パートD:処方薬をカバー。
パートAは保険料が無料ですが、パートB、C、Dには保険料が必要です。
メディケアの自己負担額とコインシュアランス
メディギャップの補償範囲を理解するには、メディケアの自己負担額とコインシュアランスの仕組みを把握する必要があります。
例として、2011年時点の費用は以下の通りです。
- 入院時:最初の60日間は自己負担額が1,132ドル。
- 61日目以降:1日あたり283ドル。
- 91日目から150日目まで:1日あたり566ドル。
- 熟練看護施設(スキルド・ナーシング・ケア):21日目から100日目まで1日あたり141.50ドル。
- パートBのサービス:162ドルの自己負担額を超えると、20%を自己負担。
メディケア・アドバンテージ(パートC)
メディギャップ(メディケア・サプリメント)とメディケア・アドバンテージは異なる商品です。メディギャップは標準化されたプランのみ販売が許可されていますが、メディケア・アドバンテージは各保険会社が独自に設計でき、最低限のメディケア基準を満たす限り、予防医療や特定疾患に特化したサービスを提供できます。
一部のプランは処方薬(パートD)とセットになっていますが、プランによって保険料は地域や内容により異なります。メディケア・アドバンテージに加入するには、パートAとパートBに加入している必要があります。
パートC(メディケア・アドバンテージ)に加入している場合は、メディギャップ保険は利用できませんのでご注意ください。
メディギャップ(メディケア・サプリメント)のカバー内容
メディギャップは主にメディケアの自己負担額やコペイを補填する保険です。A〜Nまでのプランがあり、各プランは提供される給付内容と保険料が異なります。
ただし、長期の介護や入所ケア、歯科、入れ歯、補聴器、眼鏡などはカバーされません。各プランの詳細は「メディギャップ選びのガイド」等の資料をご参照ください。
