メディケアC(パートC)とは?
米国の連邦医療保険制度であるメディケアは、シニアや永続的障害者向けにパートA(入院保険)、パートB(医師費用等)、パートC(メディケア・アドバンテージ)、パートD(処方薬)という4つの区分があります。パートCは、パートA・Bに加入している受給者が民間保険会社が提供する追加の健康保険プランを選択できる仕組みです。
パートCプランの種類
- 医療保険の一形態であるメディケア・アドバンテージとして提供され、主に以下の4種類に分類されます。
- PPO(Preferred Provider Organization):提携医療機関の料金表に基づくプラン。
- HMO(Health Maintenance Organization):提携医療機関のネットワーク内での診療が基本となる管理型ケアプラン。
- PFFS(Private Fee‑For‑Service):提携医師がいれば自由に選択できる従来型の保険。
- SNP(Special Needs Plan):重度の慢性疾患や障害を持つ受給者向けの特別プラン。
一般的なパートCプランの特徴
- HMO:提携病院・医師のディレクトリから選び、主治医が診療のコーディネートを行います。
- PPO:ネットワーク内の医療機関は定額料金で利用でき、ネットワーク外の医師を選択した場合は差額を自己負担します。
- PFFS:受給者は Medicare を受け入れる任意の医療提供者を自由に選べます。
- SNP:重度の慢性疾患や障害、施設入所者向けに、必要なサービスを包括的に提供します。
パートCの提供者
メディケア・アドバンテージプランは、連邦の基準に従う民間保険会社が提供します。これらの保険会社は、受給者のパートA・Bの給付をパッケージ化し、オリジナルのメディケアと同等(またはそれ以上)のカバー範囲を提供する義務があります。唯一の例外は、ホスピスケアで、ホスピスが必要な場合は従来のメディケア(パートA)が適用されます。
プログラムの追加要件
- すべての受給者は、パートCプランの有無に関わらず緊急医療サービスのカバーを受けられます。
- パートCは補完的な保険ではなく、パートA・Bと同等またはそれ以上の給付内容を提供しなければなりません(ホスピスは除く)。
- パートCは、入院日数の延長や追加の医療サービスなど、オリジナルメディケアにない追加の給付を行うことがあります。
