健康保険に加入していてもメディケイドは受給できるのか?

メディケイドの資格要件

メディケイドは州が運営する連邦医療保険制度で、受給資格は主に所得や資産、家族構成などの個別条件で決まります。対象は米国市民や合法的な居住者で、年齢や障害の有無、妊娠・子どもの有無などに応じたグループに分類されます。州ごとに定められた所得・資産基準を下回り、必要に応じて申請の3か月前まで遡って給付が受けられることがあります。

民間保険や団体保険との関係

民間の個人保険や団体保険に加入していても、他のメディケイドの条件をすべて満たせば受給資格は失われません。二重保険になる場合、民間保険が一次保険として先に支払われ、メディケイドはカバーしきれない費用や未払い分を負担します。医療機関を受診する際は、民間保険とメディケイドの両方の保険証を提示するとスムーズです。費用分担型(コストシェア)プランに加入している場合は、自己負担金(コペイ)を支払う必要があります。

メディケアとメディケイドの併用

メディケア受給者が低所得である場合、Qualified Medicare Beneficiary(QMB)プログラムなどが適用され、処方薬費用や自己負担金、保険料の一部が補助されます。世帯所得が連邦貧困線(FPL)の100%以下ならQMB、100〜120%ならSilver(S)プログラム、120〜135%ならExtra Help(EH)など、所得帯に応じた支援が受けられます。また、障害を持つ働く成人で所得がFPLの200%以下の場合、メディケイドがメディケアAの保険料を負担することがあります。

その他の留意点

所得が基準を超えていても、医療費が高額で医療的に必要と認められる場合は「医療的に必要」なカバーが適用され、医療費を差し引いた後の所得で資格が判断されます。医師や病院がメディケイドを受け入れるかどうかは各医療機関の判断であり、受給者側で事前に確認する必要があります。

メディケイドの申請は、居住州の保健福祉局(Department of Health and Human Services)や州の対応窓口で行えます。

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