メディケア パートD(処方薬保険)とは?
メディケアは、65歳以上の方を対象とした米国の公的医療保険です。パートA(入院保険)とパートB(外来診療保険)は連邦政府が運営しますが、処方薬のカバーは含まれていません。民間保険会社が提供するパートDは、処方薬専用の保険で、パートAまたはパートBに加入していることが加入条件となります。
加入資格
パートDに加入するには、まずパートAまたはパートBに加入している必要があります。パートAは入院保険、パートBは医師の診察や外来サービスの保険です。これらのパートは処方薬をカバーしないため、薬代を補うためにパートDを選択します。
カバレッジ(適用範囲)
民間保険会社は、2003年メディケア法の最低基準を満たす限り、独自の処方薬プランを設定できます。そのため、各プランの薬剤リスト(フォーミュラリ)や費用は異なります。自分に合ったプランを見つけるために、複数のプランを比較検討することが重要です。
最低プラン要件
パートDプランは、以下の最低要件を満たす必要があります。
- 各薬剤クラスで少なくとも2種類の薬をカバー
- 次の6カテゴリの薬をほぼすべてカバー:抗うつ薬、抗精神病薬、抗けいれん薬、抗レトロウイルス薬、抗がん薬、免疫抑制薬
- 医師が医学的に必要と判断した薬を個別にカバーできるオプションを提供
- 利用しやすい薬局ネットワークと、介護施設との提携を確保
- 例:2010年の最大年額控除額は310ドル
検討すべきポイント
パートDプランの種類と費用は州ごとに異なります。各州の保険局に問い合わせて、利用可能なプランを確認しましょう。既にメディケアに加入している場合、毎年11月15日から12月31日までにプランの加入・変更が可能です。初めてメディケアAまたはBに加入した際は、加入資格が発生する3か月前から3か月後までの7か月間にパートDを選択できます。初回加入時にプランを選ばず、後から加入すると遅延加入ペナルティが課されることがあります。
