メディケアの基本ルールと利用方法
対象資格
メディケアは原則として65歳以上の米国市民または永住者を対象としています。受給資格を得るには、少なくとも10年間メディケア税が課された雇用に就いている必要があります。10年の納付歴がなくても、65歳以上であれば月額保険料を支払うことでパートAに加入できます。65歳未満でも末期腎不全や鉄道退職者・社会保障給付を受けている場合はパートAの対象となります。
保険料
パートAは一定条件を満たすと保険料が無料です。一方、パートBは保険料が必要で、2011年時点の標準保険料は月額110.50ドルです。2010年1月1日以降に加入した方や所得が高い方はこの金額を支払います。2010年1月1日以前に加入し、保険料が社会保障給付から自動控除される場合は月額96.40ドルとなります。
給付内容
パートAとパートBは入院・外来治療、予防検査、在宅医療、ホスピスなどの医療サービスをカバーしますが、歯科治療、処方薬、眼科検査・眼鏡、海外旅行中の緊急医療は対象外です。これらのサービスを受けるには、メディケア・アドバンテージ(パートC)やパートD(処方薬)プラン、あるいは標準化されたメディケア補足保険(メディギャップ)を別途加入する必要があります。
加入手続き
社会保障給付を受けている人は65歳になると自動的にメディケアに加入します。社会保障給付を受けていない場合は、自身で加入手続きを行う必要があります。オンラインまたは最寄りの社会保障事務所で、65歳の誕生日の3か月前から申し込みが可能です。初回加入期間は誕生日の前3か月から後3か月までです。この期間に希望するパートA・B・C・Dのいずれかを選択できますが、パートBやパートDへの加入を逃すと後に高額な罰金が課されることがあります。
