健康保険料はHSAで支払えるのか?
健康貯蓄口座(HSA)は税制上の大きなメリットがありますが、使用できる費用はIRSが定めた「適格医療費」に限られます。保険料は原則として適格医療費に含まれませんが、例外的に支払えるケースがあります。
対象となる状況
- 失業中で連邦の健康保険給付(例:失業保険)を受け取っている場合、HSA資金で保険料を支払える。
- COBRAで継続保険に加入している場合も同様に支払える。
- 65歳以上の方は、メディケア、メディギャップ、その他の保険料にHSAを利用できる。
- 長期介護保険の保険料も対象となる。
基本要件
- HSAを利用するには、高額自己負担(HDHP)保険に加入していることが必要です。
- HDHPは自己負担額が高く、家族で最大約11,000ドル(2010年基準)まで支払う必要がありますが、保険料は従来の保険より低く、例として家族カバーで約11,000ドル vs 13,000ドルです。
- HSAは未使用分が翌年へ繰り越せ、拠出は税前給与から行われるため課税所得が減少します。
罰則
- HSAの資金はデビットカードで医療機関で簡単に使用できますが、適格医療費以外に使うと「引き出し」とみなされ、課税所得として課税され、さらに10%の罰金が課されます。
対象となる医療費
- IRS Publication 502 に定義された費用が対象です。例:中絶、鍼灸、救急車利用、定期的な診察など。
- 対象費用は、自己負担額(デダクタブル)を満たすための支出とは必ずしも同じではありません。たとえば、医師が推奨した加熱パッドはHSAで支払えるが、デダクタブルにはカウントされない場合があります。
