雇用主提供の健康保険:メリットとデメリット
米国では、従業員に健康保険を提供する雇用主は非常に人気があります。雇用主ベースの団体保険は、個人で保険に加入できない人にもカバーを提供しますが、メリットだけでなくデメリットも存在します。
保険料が低く抑えられる
雇用主は団体保険の保険料を交渉できるため、従業員が月々支払う保険料が大幅に減少します。中には雇用主が全額または一部を負担するケースもあり、実質的に無料で医療サービスを受けられる場合があります(ただし、自己負担額や診療費は別途必要です)。
逆選択リスクが低減
団体プールが大きいため、健康リスクが高い人(慢性疾患や既往症を持つ人)でも保険に加入しやすくなります。個人で加入すると高額な保険料が必要になるケースが多いですが、雇用主提供の保険なら比較的手頃にカバーを受けられます。
プランの選択肢が限られる
多くの場合、保険の内容は雇用主が決定します。そのため、視覚・歯科などのオプションが含まれないことや、受診できる医師が限定されることがあります。家族のかかりつけ医がネットワーク外になる可能性もあります。
個人保険の方が適している場合も
Health Affairs の調査によれば、若年層や健康状態が良好な従業員は、個人で加入する方が保険料が安くなることがあります。若く健康な加入者が減少すると、団体保険の平均保険料が上昇し、結果的にコストが高くなるリスクがあります。
