COBRA保険料削減法の概要と対象・期間

COBRA保険料削減法は、失業した労働者が雇用主が提供していた団体健康保険を継続できるよう、一定期間保険料を補助する制度です。対象は2008年9月1日から2010年5月31日までに解雇された者で、補助は最大15か月間提供されました。

COBRAとは

COBRAは「Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act(統合予算調整法)」の略称で、1985年に制定された法律です。この法律により、ほとんどの雇用主が提供する健康保険プランは、退職後も最大18か月間継続できるよう義務付けられています。ただし、継続する場合は保険料全額を本人が負担しなければなりません。2008年の調査によると、民間企業は個人分の保険料の81%、家族分は71%を負担していました。

保険料補助制度

2009年に成立した「American Recovery and Reinvestment Act(米国回復・再投資法)」は、失業者がCOBRA保険を継続する際の保険料を一部補助する仕組みを導入しました。対象者は保険料の35%だけを支払い、残りの65%は連邦政府が税額控除として保険会社に支払います。たとえば年間保険料が10,000ドルの場合、本人負担は3,500ドル、保険会社は6,500ドル分の税額控除を受けられます。

対象者

自発的に退職した場合でもCOBRAは利用できますが、保険料補助は「解雇」された者に限られます。対象となるのは、2008年9月1日から2010年5月31日までに失業した労働者です。ただし、メディケアや新たな団体健康保険(新しい雇用主や配偶者の保険など)に加入できる資格がある場合は補助を受けられません。実際に別の保険に加入していなくても、加入資格があるだけで補助対象外となります。

期間

COBRAの継続期間は最大18か月ですが、保険料補助は最長15か月のみです。補助期間の最後の3か月は全額自己負担となります。補助の対象資格は2010年5月31日で終了しましたが、既に補助を受けていた者は残りの15か月間は引き続き支給されました。6月1日以降に失業した場合は、補助の対象外です。

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