メディケア受給者はCOBRAに加入できるか?

メディケアは、65歳以上の方や65歳未満の障害者、永続的な腎不全を抱える方を対象とした連邦政府の健康保険制度です。雇用主が提供する団体健康保険と同等の入院・医療・処方薬の給付が受けられます。メディケア受給者がCOBRA(団体保険継続制度)の対象となった場合、団体保険の給付をCOBRA参加者として継続できるかどうかを解説します。

COBRA継続保険

COBRA(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act)は、従業員とその家族が団体健康保険の資格喪失後も、一定期間(18〜36か月)保険を継続できる制度です。入院・外来診療、医師診療、手術、処方薬、歯科・視覚ケアなど、元のプランで受けていた給付がそのまま継続されます。

メディケア保険料

COBRAと併用するかどうかは、個人の健康状態や財政状況に左右されます。たとえば、2010年のメディケアパートB(医療部)の保険料は月額96.40ドルから353.60ドルで、加入者の前年所得に応じて変動しました。また、同年は155ドルの自己負担額(デダクティブル)を支払う必要がありました。保険料やデダクティブルは毎年1月に改定されます。

COBRA費用

COBRA参加者は、雇用主が負担していた保険料の全額と、2%の事務手数料を自分で支払う必要があります。メディケア加入後にCOBRAを選択した場合、団体保険は原則として継続できますが、逆にCOBRA加入後にメディケアに切り替えると、団体保険が終了することがあります。COBRAを利用すれば、メディケアがカバーしない医療サービスの給付を保持できるメリットがあります。

給付金の調整(Coordination of Benefits)

メディケアとCOBRAの給付金は、どちらが一次保険者(プライマリーペイヤー)になるかで調整されます。65歳以上または障害者でメディケアとCOBRAの両方に加入している場合、原則としてメディケアが一次保険者です。ただし、腎不全などでメディケアが資格取得の理由となった場合、COBRAが最初の30か月は一次保険者として機能します。

期限と決定事項

州の保険法、メディケアとCOBRAの申請期限、そして各保険の選択は、自己負担額や権利に大きく影響します。雇用主の福利厚生担当者やメディケアの給付調整担当者に相談すると具体的な質問に答えてもらえます。連邦政府が保険を提供している場合は米国人事管理局(OPM)、民間雇用主の場合は米国労働省(DOL)が参考情報を提供しています。

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