SecureCare(セキュアケア)保険の概要と利用方法
民間保険会社が提供する Medicare Advantage プラン「SecureCare(セキュアケア)」は、従来の Part A、Part B、Part D を個別に購入する代わりに、1 つの保険でまとめて加入できる仕組みです。多くのプランでは、歯科・視覚・聴覚といった Medicare ではカバーされない追加サービスも提供されます。保険料や自己負担額はプランにより異なりますが、基本的に月額保険料、デダクティブ(自己負担上限額)および診療ごとのコペイが必要です。
Health Maintenance Organization(HMO)タイプの特徴
SecureCare の多くは HMO(健康維持組織)方式です。加入者はネットワーク内の医師からプライマリ・ケア・プロバイダー(主治医)を選び、主治医が診療や専門医への紹介をコーディネートします。ネットワーク外の医療機関を利用すると、通常は高額な自己負担が発生します。
Medicare Part A(入院保険)カバー内容
SecureCare は Part A の給付対象である入院費、在宅医療、熟練看護、ホスピスケアなどの費用を一部または全額負担します。
Medicare Part B(医療保険)カバー内容
Part B の対象となる医師診療料、予防検診、外来診療、在宅医療サービスなどが SecureCare によってカバーされます。
Medicare Part D(処方薬保険)カバー内容
SecureCare は民間保険会社が提供する Part D(処方薬)保険を組み込み、処方薬費用の自己負担を軽減します。
対象者(Eligibility)
SecureCare の対象は基本的に Medicare Part A と Part B の受給資格がある方です。対象年齢は 65 歳以上の高齢者と、一定の障害を持つ方が中心です。一部のプランは末期腎疾患(ESRD)患者を対象外としています。
保険料と自己負担額(Premiums & Copayments)
SecureCare では月額保険料、デダクティブ、診療ごとのコペイが必要です。例えば、テキサス州の Fidelis SecureCare では、2021 年 3 月時点で月額 $30〜$160 のプランがあり、保険料が高いほどコペイやデダクティブは低く設定されます。診療、救急搬送、検査、薬局利用などでコペイが発生します。
SecureCare の追加ベネフィット
多くのプランでは、以下のような Medicare では提供されないサービスが含まれます。
- 歯科:クリーニング、検査、レントゲンなど
- 聴覚:聴力検査や補聴器のフィッティング費用
- 視覚:眼科検査、コンタクトレンズ、眼鏡の費用
- 禁煙支援、栄養指導、予防接種、乳がん検診、前立腺がん検査、子宮頸がん検査、骨密度測定、骨盤検査などの健康促進プログラム
