健康貯蓄口座(HSA)ガイドライン
特徴
- 医療費専用の貯蓄口座で、拠出金は非課税、利息も非課税。
- 未使用の資金は翌年へ繰り越せ、口座はポータブルで雇用変化に左右されない。
IRS(米国税務署)のガイドライン
- 65歳未満でメディケア未加入、扶養家族でない個人が対象。
- 高額自己負担医療保険(HDHP)に加入していることが必須。
- 年間拠出上限は2023年基準で、個人は$3,850、家族は$7,750。55歳以上は追加で$1,000。
- 上限超過分には6%の罰則税が課される。
口座の開設方法
- 多くの企業はオープンエンロールメント期間にHSAを提供し、福利厚生担当者が適格性を確認する。
- 銀行・信用組合や保険会社でも口座開設が可能。製品を購入するのではなく、口座に資金を預け入れる形になる。
対象となる医療費
- 診療費、処方薬、検査費、糖尿病用品、専門医受診、入院費。
- 歯科・視力・眼鏡、禁煙プログラム、鍼灸なども対象。
- 2021年以降、一般用市販薬は対象外となり、非対象経費に使用すると10%の付加税がかかり、通常所得として課税される。
メリット
- 医療費に対して税金がかからず、将来の支出を計画的に貯蓄できる。
- 一部金融機関はHSA資金を株式や投資信託に投資でき、リターンを高められる。
- 口座は雇用変化や転居に影響されず、持ち運び可能。
65歳以降の扱い
- 65歳以上は非医療用途に対する付加税が免除されるが、使用額は所得として報告が必要。
- 医療費の支払いは依然として非課税。
- 本人だけでなく配偶者や扶養家族の医療費にも活用できる。
