HDHP加入者の配偶者は同じHSA口座を利用できるのか?

拠出上限

HSAへの拠出は税控除対象となるため、IRSは毎年拠出上限を設定しています。2011年の例では、個人のHSAには最大3,050ドル、家族(夫婦を含む)用の高免責額保険プランの場合は最大6,150ドルが拠出可能です。上限はインフレ率に連動して調整され、通常は10月頃に翌年の上限が発表されます。

追加入金(キャッチアップ)制度

55歳以上の加入者は、毎年1,000ドルの追加拠出が認められます。夫婦ともに55歳以上の場合、各自が追加1,000ドルを拠出するには、別々のHSA口座を持つ必要があります。IRSの規定では追加拠出は「口座」単位で認められるため、1つの口座に合計8,150ドル(上限6,150ドル+キャッチアップ1,000ドル)を入れると、1,000ドル分が「過剰拠出」とみなされ、余分な税が課されます。

記録保持

すべてのHSA拠出は、確定申告時にForm 8889で報告します。Form 8889を提出しないと、拠出に対する税控除が認められず、課税所得が再計算されます。FSAと異なり、HSAの残高は翌年以降も繰り越せるため、使用期限の心配はありません。

受取人指定

夫婦ともに高免責額保険に加入している場合、同一のHSA口座を利用できます。1つの口座で管理すれば記録保持が楽になりますが、55歳以上の夫婦がそれぞれ追加拠出を受けるには、別々の口座を持つ方が有利です。複数口座を保有する場合、口座所有者でない配偶者を受取人に指定しておくと、万一の死亡時に口座を統合しやすくなります。

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