生命保険加入時に受ける検査は何ですか?
身体検査
生命保険に加入する際に最も一般的に受ける検査は身体検査です。この検査では身長・体重の測定、血圧測定、血液・唾液・尿の採取が行われます。検査の目的は、健康リスクを評価し、死亡率に影響する可能性のある疾患リスクを保険会社が判断できるようにすることです。検査はご自宅やオフィスなどご都合の良い場所で、保険会社が認定した看護師、救急救命士、または医師が実施します。
採取した尿、血液、唾液は、HIV(エイズウイルス)抗原・抗体、コレステロールや腎・肝機能に関わる脂質、肝炎抗体、糖尿病、前立腺特異抗原(PSA)、免疫疾患などを検査します。尿サンプルは違法薬物や処方薬の有無も確認します。
血液は大きなサンプルが必要な場合は針で採取し、簡易的な血糖測定などの場合は指先からの少量採取で済みます。若年層は指先採取のみで済むことが多く、年齢が上がるとフルサンプルが求められることがあります。
医療履歴の確認
身体検査に加えて、過去の手術歴、服用中の薬、既往症、治療歴など医療履歴について質問されます。これまでに受診した病院や担当医師の名前・住所も提出する必要があります。事前にメモを作成しておくとスムーズです。
正直かつ詳細に回答することが重要です。保険会社は医療情報局(MIB)を通じて情報の照合を行い、提出内容の真偽を確認します。
喫煙者は死亡率が高いため、保険料が上がるケースが多いです。尿中にニコチンやその代謝物が検出されれば、ニコチンパッチ使用者でも喫煙者とみなされます。
追加検査
場合によっては、特定の質問票への回答や心電図(EKG)検査が求められることがあります。これらは通常の検査ではなく、必要と判断された場合は保険会社が手配し、費用は無料です。
保険金額が1百万ドル(約1億円)を超える大口契約の場合、追加検査が必須となります。パラメディックや看護師による簡易検査ではなく、医師による詳細な検査や、5百万ドル超の契約では社内指定の内科医の診断が求められることがあります。
