ジョージア州における国内パートナーシップと健康保険の法的扱い

1996年の法令

1996年、ジョージア州議会は「男女間の結婚のみが有効である」旨の法律を制定しました。この法律は同性愛者の結婚を州内で認めないことを明示し、同年制定された連邦の『結婚防衛法(Defense of Marriage Act)』と同調しています。

2004年の憲法修正条項

2004年、ジョージア州は州憲法に結婚の定義を「男女間の結婚」と明記し、結婚以外のいかなる形態のパートナーシップも認めません。これにより、国内パートナーシップはもちろん、結婚が提供する保険加入や税控除といった権利も一切受けられないことが憲法上明記されました。

アトランタ市とフルトン郡の取り組み

アトランタ市とフルトン郡は国内パートナー登録制度を設け、性別に関係なく登録されたパートナーに対して以下のような限定的な福利を提供しています。

  • 遺産相続・遺言に関する権利
  • 一般的な委任状(Power of Attorney)
  • 医療委任状(Health Care Power of Attorney)
  • 資産分離と子どもの面会権

しかし、これらの自治体はパートナー自身への健康保険加入権は付与していません。代わりに、自治体職員の国内パートナーに対しては健康保険を提供しており、地域の大手企業も同様の制度を導入しています。なお、これらの福利は法的に義務付けられているわけではなく、パートナーが共同保険料を税控除できる制度も存在しません。

健康保険 - 関連記事