HCPCSレベルIIの用途と概要

HCPCSとは

HCPCS(Healthcare Common Procedure Coding System、読み方は「ヒック・ピックス」)は、医療サービスや医療用品を表すための統一コード体系です。1978年にメディケア・メディケイドの請求処理を標準化する目的で導入され、すべての医療行為・手技・供給品に固有のコードが割り当てられています。HCPCSは「レベルI」と「レベルII」の2つのサブシステムから構成されます。

レベルI(CPTコード)

レベルIは数値のみのコードで、米国医師会(AMA)が策定したCPT(Current Procedural Terminology)コードを基礎としています。入院診療や外来診療など、医師が提供するサービスや手技の請求に使用されます。

レベルII(アルファベット+数字コード)

レベルIIは英字1文字+4桁の数字で構成されるアルファベット・数字混合コードです。医師以外が提供するサービスや医療用品の請求に利用されます。具体的には以下のような項目が対象です。

  • 救急車サービス
  • 義肢・装具(プロテーゼ)
  • 耐久医療機器(DME)
  • 整形外科用具(オーソティクス)
  • レベルIに含まれない各種医療用品

レベルIIコードは米国医療保険センター(CMS)が管理しており、請求書には各項目に対応したコードが記載されます。このコードにより、受診者と保険者が何に対して費用が請求されたかを明確に把握できます。

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