政府保険(メディケア・メディケイド)の実態
適用資格
政府保険の適用は主に年齢や所得に基づきます。メディケアは、米国在住の65歳以上の方で、過去10年間にメディケア税を支払った者が対象です。障害や腎不全の方も条件を満たせば加入できます。一方、メディケイドは連邦政府と州が共同で資金を拠出し、低所得者層を対象とします。対象は、子どものいる家庭の親、妊婦、介護施設入居者、障害者などです。
入院費用
メディケア パートAは入院費用(食事・検査・手数料など)をカバーします。初回の自己負担額(デダクティブル)は2010年で1,100ドルで、以降は最初の60日間は全額支給されます。61日目から90日目までは1日あたり275ドル、91日目から150日目はその倍額が自己負担となります。150日を超えると全額自己負担です。メディケイドの入院費用負担は所得に応じて変わり、貧困線の150%以上の世帯は最大20%を自己負担し、総費用は世帯所得の5%を超えません。また、緊急性の低い入院については費用負担が発生しない場合もあります。
外来医療保険
メディケア パートBは外来診療やX線、検査、透析・化学療法などを対象とします。標準保険料は2010年で月額110.50ドルでしたが、社会保障給付から控除される場合は96.40ドルです。所得が85,000ドル(夫婦で170,000ドル)を超えると保険料が上がります。メディケイドは基本的な外来サービスをカバーし、所得が貧困線の150%以下の場合は保険料はかかりません。所得がそれ以上の場合でも、総費用は所得の5%を超えません。
処方薬のカバー
メディケアの処方薬プログラム(パートD)は民間保険会社が運営し、保険料や対象薬は各社で異なります。2010年の平均保険料は月額35〜37ドルでした。年収が14,355ドル未満の単身者は保険料の補助を受けられます。メディケイドは費用と有効性に基づき「優先薬」を指定し、優先外薬は所得が貧困線の150%以上の場合、最大20%の自己負担が求められます。
