医療保険費用が高くなる要因

米国医療協会(California Association of Health Plans)の調査によると、米国は先進国の中で最も医療費が高く、現在のインフレ率が続けば2007年から2017年の間に医療費は倍増すると予測されています。この高額な医療費が、保険料の上昇を招いています。保険会社は営利企業であり、支払う保険金よりも保険料で多くの収益を上げる必要があります。

医師の給与

  • 2009年のデータでは、医療費1ドルあたり24セントが医師の報酬に充てられました。医師サービスのコストは2005年以降、消費者物価指数の2倍以上のスピードで上昇しています。米国の医師は欧州の同等職と比べて年収が約3倍です。保険会社はこの高額な診療費をカバーするため、保険料を引き上げざるを得ません。

マーケティング・管理費

  • Consumer Reportsによれば、1998年から2008年にかけて医療保険の保険料は労働者の賃金やインフレ率をはるかに上回って上昇しました。民間保険料の約12%は広告宣伝や事務管理費に充てられています。保険料が上がってもこの比率は変わらないため、保険会社は毎年マーケティング・管理費用分を上乗せし、結果として保険料がさらに高くなります。

富裕層の影響

  • 2007年のニューヨーク・タイムズの報道によれば、米国の富裕層が高額な医療費を支払う意欲が高いため、医療提供者や保険会社は高い料金を設定しやすくなっています。富裕層が多く支払うほど、専門医の診療費は上がり、保険会社はその分を保険料に転嫁し、結果として全体の保険料がさらに上昇します。

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