包括的健康保険のメリットとデメリット

費用

包括的健康保険は、補足保険に比べて保険料が高くなるのが最大のデメリットです。保険料は、団体保険に加入している場合は所属するグループ、個人保険の場合はリスクプールに基づいて算出されます。広範な疾病をカバーする分だけ保険料が上がり、補足保険は1〜2種の疾病のみを対象とすることが多いため、相対的に安価です。

保障内容

包括的保険は、病院入院、糖尿病などの慢性疾患、骨折などの急性外傷、定期的な診察など、生活中に起こり得るほとんどの疾病やケガを網羅します。治療費は直接医療機関に支払われ、被保険者が立て替える必要はありません。補足保険は、一定額の給付金を支払う形が多く、医療費の支払いに限定されず自由に利用できますが、金額が限定的です。

携帯性・柔軟性

個人契約の包括的保険は、引っ越しや勤務先変更に伴い新たに保険を購入し直す必要があります。一方、団体保険はCOBRA(米国の継続保険制度)により、州や連邦の規定で一定期間保険の継続が保証されます。COBRA の適用下では、雇用喪失後も保険料の一部(最大65%)が9か月間補助され、条件次第で最大15か月まで延長できます。

更新保証

多くの団体保険は「更新保証(Guaranteed Renewability)」を提供しており、健康状態にかかわらず保険の更新が可能です。これは、治療が必要な時期に保険が切れるリスクを低減します。2009 年に施行された新しい医療保険法でも、すべての保険プランに更新保証が義務付けられ、州を超えても同様に適用されます。

まとめ

包括的健康保険は幅広い保障と更新保証が魅力ですが、保険料が高くなる点や携帯性に制限がある点に注意が必要です。自分の生活スタイルや医療リスクに合わせて、補足保険とのバランスを検討しましょう。

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