自己資金型保険のデメリット

自己資金型健康保険とは、企業が保険会社に毎月保険料を支払う代わりに、従業員の医療費を自社で直接負担する仕組みです。Meritain.comによると、2006年時点で米国の企業の55%が一部または全額を自己資金で賄っています。自己資金型保険にはコスト削減などのメリットがありますが、以下のようなデメリットも存在します。

中小企業にとってのハードル

従業員200人未満の企業のうち、自己資金型を選択するのはわずか13%です。リスクや必要なキャッシュフローが大きく、専任の保険管理スタッフを確保できないことが多いため、導入が難しいとされています。

キャッシュフローの確保が必須

自己資金型を導入するには、医療費支払いに対応できる十分な資金が必要です。多くの企業はストップロス保険を併用し、一定額を超える請求が発生した場合に保険会社が支払う形を取りますが、それでも日常的に資金を確保しておくか、予備金を用意しておく必要があります。従業員が必要な医療を受けられるよう、迅速に支払いができる体制が求められます。

請求額の変動リスク

外部保険会社に全額委託すれば保険料は固定ですが、自己資金型では月ごとの医療費が変動します。ある月は低コストでも、次の月に高額な診療費が集中すれば大きな負担となります。予備資金で対応できるものの、保険会社に委託すればこうした変動リスクは回避できます。

効果が現れるまでの時間

自己資金型の最大の魅力はコスト削減ですが、実際に効果が出るまでには3〜5年かかることが多いと指摘されています。請求のサイクルやリスクの変動が影響し、すぐに費用削減が実感できるわけではありません。

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