お金がなくても医者に行く必要があるときはどうすればいい?
食費やガソリン代、住宅費などの日常生活費は、すぐに手持ちの資金を圧迫し、予期せぬ出費に備える余裕がほとんど残らなくなることがあります。健康保険に加入していない人は、ケガや病気になったときに、さらに厳しい選択を迫られます。幸いにも、政府や地域のプログラムがあり、低額または無料で医療を受けられる制度が整っています。
メディケイド(Medicaid)
メディケイドは連邦政府が資金を提供し、各州が運営する公的医療保険です。主に所得が基準となり、盲目や高齢者も対象になることがあります。州ごとに所得基準や自己負担額は異なり、場合によっては診療時に少額のコペイが必要です。医療機関への支払いはメディケイドが直接行います。申請は州や地方の保健福祉局で受け付けています。
ヒル・バートン 無料・低料金医療プログラム
ヒル・バートン法(1946年)に基づき、一定の病院や医療施設は低所得者に対して無料または低料金で医療を提供する義務があります。対象施設は州ごとのリストが米国保健福祉省のウェブサイトに掲載されており、そこから最寄りの施設へ案内してもらえます。州によってはヒル・バートン利用の前提としてメディケイドの申請が必要な場合もあります。
ホームレス支援医療(Health Care for the Homeless)
住宅や資金が不足している人は、連邦が支援する「ホームレス支援医療プログラム」から無料の診療を受けられます。参加施設の一覧は全米ホームレス医療協議会のサイトで確認でき、地域の保健福祉局でも情報を提供しています。
保健センター(Health Centers)
保健福祉省傘下の「保健資源・サービス管理局(HRSA)」が全国に展開する保健センターは、支払い能力に応じたスライディングスケールで医療サービスを提供します。診療、歯科、メンタルヘルスなど幅広いサービスが受けられ、対象は所得に応じて決まります。施設の一覧はHRSAの公式サイトで検索できます。
