個人健康保険の概要とポイント
定義
全米健康保険協会(National Association of Health Underwriters)は、個人健康保険を「雇用主や政府機関を通さず、独立したブローカーやエージェントを介して本人や家族のために購入する保険」と定義しています。米国では約5%の人が個人保険に加入しており、販売や購入に関する規制は州ごとに異なります。
区別点
個人保険と団体保険では適用される法律が異なります。そのため、個人保険では妊娠・出産、薬物・アルコール依存症治療、その他二次的な医療サービスといった、団体保険では標準的にカバーされることが多い項目が除外されることがあります。必要に応じて「特約」を追加し、これらのオプションを別途購入できる場合もあります。
申し込み手続き
民間保険会社は団体保険に比べてリスクを多く負うため、加入者は医療歴や生活習慣を記入した詳細な申込書を提出する必要があります。州によっては、特定の慢性疾患や末期疾患を持つ申込者を受け付けないケースもあります。
保険料の決定
申込書に記載された医療歴や現在の行動(例:喫煙、高血圧など)は保険料に直結します。既往症やリスク行動が多いほど、保険料は高めのランクに分類されます。情報提供を怠った場合、保険会社は最悪のシナリオを想定し、最も高い保険料を適用することがあります。その場合、自己負担額(デダクティブ)を高く設定すれば保険料を抑えることが可能です。
加入資格
軽度の健康問題があっても多くの人が個人保険に加入できますが、重度の既往症がある場合は「待機期間」が設けられることがあります。過去に別の保険に加入していた実績があると、待機期間が短縮または免除されることもあります。米国のほとんどの州(5州を除く)では、最も重い既往症でも何らかの形でカバーできる制度が整備されています。
