イリノイ州における健康保険法の概要

加入資格

2010年現在、イリノイ州の民間健康保険会社は、個人または雇用主経由での加入に関する独自の基準を設定できます。保険会社は理由を問わず加入を拒否でき、例外として出生後30日以内の新生児や、障害のある扶養子は親の保険に自動的に加入させられます。

給付内容

州では統一された健康保険プランは義務付けられていませんが、保険会社は糖尿病治療やマンモグラム検査、妊婦の継続的な産前ケアなど特定の医療サービスをカバーしなければなりません。また、精神疾患に対する給付上限は身体疾患と同等に設定する必要があります。

既往症

保険会社は申込者の過去24か月の医療履歴を調査し、既往症がある場合は保険開始後最初の2年間のカバーを拒否することができます。また、既往症を「除外条項(エリミネーション・ライダー)」として契約に組み込むことも可能です。妊娠も既往症として扱われることがあります。

保険料

イリノイ州では保険料に州の上限はなく、各社が自由に設定します。年齢、健康状態、選択したプラン種別が保険料算定の主な要因です。

更新

保険更新時、保険会社は任意の理由で保険料を引き上げることができますが、更新時に病気が原因で契約を解除することはできません。

失業時の保護

連邦法のHIPAA(医療保険の携行性と責任に関する法)およびCOBRA(統合予算調整法)により、職を変えたり失業したりした場合でも、保険の継続が可能です(詐欺や保険料未払いは除く)。イリノイ州の住民はこれらの保護をフルに受けられます。

新法(ACA)

2010年に成立した連邦の医療保険改革法(通称ACA)は、全米で保険加入の義務化や既往症による差別禁止を定め、保険料は年齢、家族人数、喫煙の有無、居住地で決定されます。喫煙者の保険料は非喫煙者の最大1.5倍までに制限されています。

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