COBRA保険の規則と適用ポイント

統合予算調整法(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act、略称COBRA)は、団体健康保険の継続を規定する連邦法です。COBRAは、雇用喪失などで団体健康保険の資格を失った個人が、元雇用主の保険を継続できる権利を提供します。ただし、COBRA適用には特定の保険規則があります。

遡及的適用

COBRAの加入選択期間内に手続きをしなかった場合、保険の継続権は失われます。選択期間が終了する前に加入手続きを行えば、保険は雇用が終了した日から遡って適用されます。その際、遡って発生した保険料全額を先に支払う必要があります。

保険料の支払い

COBRAの対象となったら、加入選択書類と保険料額が記載された案内が送付されます。選択書類を受領した日から45日以内に最初の保険料を支払う必要があります。最初の保険料は、退職日からの遡及分を含むため高額になることがあります。支払期限が過ぎても、さらに30日の猶予期間が設けられます。

不足額支払い規則

保険料の支払いが全額に満たない場合、未払い額が10%または50ドルのいずれか少ない方以下であれば、プラン管理者はその支払いを全額支払済みとみなす義務があります。管理者は不足分の通知を行い、通知受領後30日以内に残額を支払う機会を提供することも可能です。

通知義務

COBRAは連邦法であるため、保険通知は米国労働省(DOL)の管轄です。雇用主が法定期限内にCOBRA通知を行わなかった場合、1日につき最大110ドルの罰金が課されます。また、法令違反に対しては付加税が課されることもあります。

転換プラン

多くの団体健康保険プランでは、COBRA加入者が個人保険に切り替える権利が認められています。雇用主またはCOBRAプラン管理者は、COBRAの適用終了の180日前までに、加入者に対して個人保険への転換オプションを提供しなければなりません。ただし、個人保険へ転換した場合、団体保険に比べて保険料が高くなる点に留意が必要です。

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