テキサスのブルークロス・ブルーシールドは不妊治療をカバーしていますか?
カップルが不妊に直面した際、治療法は多数ありますが、費用が高く保険適用が少ないのが現状です。過去10年で、米国の15州で不妊治療の保険適用が義務付けられ、テキサス州もその対象となりました。テキサス州のブルークロス・ブルーシールド(BCBS)は、州内で義務付けられた保険の中でも比較的手厚いカバーを提供しています。
テキサス州の不妊治療カバー義務の歴史
- 1987年、テキサス保険法(Insurance Code Ann. Section 3.51‑6, Sec. 3A)が制定され、州内の保険会社は一定の不妊治療をカバーすることが義務付けられました。
- ただし、保険会社は雇用主にカバーの可能性を通知する義務はあるものの、実際に保険プランに組み込むかどうかは雇用主の選択に委ねられています。
ブルークロス・ブルーシールドの不妊治療ベネフィット
- 州が義務付けているのは、IUI(人工授精)またはIVF(体外受精)そのものの費用です。診断検査(ヒストロサルピンゴラム等)は自己負担となることが多いです。
- 治療に必要な薬剤は全額カバーされ、患者は薬局で支払う際の自己負担額(コペイ)のみが必要です。薬剤費は不妊治療全体の中で最も高額になるため、重要なカバー項目となっています。
考慮すべき点
- カバーを受けるには、5年以上続く原因不明の不妊歴が必要です。もしくは以下のいずれかの原因が認められる場合も対象となります。
- DES(ジエチルスチルベストロール)曝露歴
- 卵管閉塞
- 片方または両方の卵管の切除
- 精子の数または運動性が低下している場合
- IUI・IVF に使用できる精子は、必ず患者本人の配偶者のものに限られます。配偶者以外のドナー精子はカバー対象外です。
不妊治療カバー義務の例外
- ブルークロス・ブルーシールドを利用している企業でも、宗教的な理由でカバーを提供しない「宗教雇用主」や、自己保険(self‑insured)を行っている企業はこの義務から免除されます。
テキサス州で不妊治療保険を提供している主な企業
- Zerox, Inc.
- Talbot's, Inc.
- Dynegy, Inc.
- Alltel, Inc.
これらの企業が必ずしもブルークロス・ブルーシールドを団体保険として採用しているわけではありませんが、州内で不妊治療カバーを提供していることが確認されています。
