メディケア・アドバンテージとSSI(補足保障所得)
メディケア・アドバンテージとSSI
米国に居住し、65歳以上の方は、政府が提供するさまざまな公的支援を受けられます。代表的なものに、退職後の所得を支える「ソーシャル・セキュリティ(年金)」や、高齢者向けの公的医療保険「メディケア」があります。さらに、ソーシャル・セキュリティ局は、障害者向けの「障害者保険」や、低所得者向けの「補足保障所得(SSI)」といったプログラムも運営しています。
両方の受給条件
メディケアとSSIの両方を受給することは可能です。ただし、各制度の受給資格をそれぞれ満たす必要があります。たとえば、SSIは低所得であることが条件ですが、メディケア・アドバンテージ(パートC)を受けるには、メディケアのパートAまたはパートBに加入していることが前提です。メディケア税を納めていない場合は、メディケア・アドバンテージの対象外になることがあります。
メディケア・アドバンテージ(パートC)とは
メディケアは高齢者向けの公的医療保険で、A・B・C・Dの4つのパートに分かれています。パートAは雇用主からの税金納付により無償で提供され、パートCは「メディケア・アドバンテージ」と呼ばれる民間保険会社が提供するプランです。メディケア・アドバンテージは無料ではなく、選択したプランに応じて月額保険料を支払う必要があります。これらのプランは、メディケアと契約している、またはメディケアの承認を受けた民間保険会社が提供しています。メディケア公式サイトで、対象となる会社とプランの一覧を確認できます。
メディケア・アドバンテージのプラン内容
加入できるプランは、居住地域のメディケアサイトに掲載されている保険会社とプランから選びます。メディケア・アドバンテージは、基本のパートA・Bに加えて、以下のような追加サービスを提供することが一般的です。
- 聴覚・視覚ケア
- 健康・ウェルネスプログラム
- 歯科保険
- 処方薬(パートD)カバー
月額保険料はプランや保険会社の設定によりますが、メディケア自体が一定額を保険会社に支払う仕組みです。
SSI(補足保障所得)とは
SSIはソーシャル・セキュリティ局が運営する低所得者向けの現金給付制度です。受給資格がある場合は、居住地にあるソーシャル・セキュリティ事務所へ申請します。受給条件は次のとおりです。
- 65歳以上、または障害(盲目を含む)を有すること
- 収入が低く、資産がほとんどないこと
障害のある子どもがいる場合は、その子どもにも SSI を申請できます。
