メディケアの資格はいつ得られるのか?
メディケアは米国連邦政府が提供する健康保険制度で、主に65歳以上の米国民を対象としています。その他、65歳未満で障害を持つ方や、永久的な腎不全(末期腎疾患)を抱える方も対象となります。受給資格を得るには、米国市民または5年以上連続で合法的に居住している必要があり、かつ社会保障(Social Security)給付を受け取る権利があることが条件です。
65歳以上の場合
65歳になると自動的にメディケアの対象になります。メディケア・パートAは入院や熟練看護施設、在宅医療、ホスピスケアの費用をカバーする保険です。社会保障給付(または鉄道退職委員会の給付)を受け取っている場合、パートAの保険料は免除されます。給付をまだ受け取っていなくても、受給資格がある時点でメディケアの加入資格は確定しています。
65歳未満の障害者の場合
65歳に満たない方でも、社会保障や鉄道退職委員会から障害給付を受け取っていれば、パートAの保険料は免除されます。障害が認定されてから24か月後にメディケアの対象となり、社会保障局が自動的にパートAおよびパートBに加入させます。パートBは医師の診療や外来治療などをカバーしますが、保険料が必要なため、希望しない場合は加入を辞退できます。
末期腎不全(ESRD)の場合
永久的な腎不全で透析や腎移植が必要なすべての年齢層の方がメディケアの対象です。最寄りの社会保障事務所に連絡し、パートAとパートBの両方に加入すれば、透析や移植にかかる費用がカバーされます。もし以前にパートBに加入せずに高額保険料を支払っていた場合でも、ESRDが判明した時点で再加入でき、保険料を通常レートに戻すことが可能です。腎移植後も一定期間メディケアの給付を受け続けられます。
62歳で退職した場合の対応
メディケアの受給資格は65歳からです。62歳で退職した場合、雇用主提供の健康保険が継続できるか、または民間の個人保険に加入して65歳までカバーを確保する必要があります。メディケアの初回加入期間は、誕生日の3か月前から開始し、誕生日の月とその後の3か月を含む計7か月間です。誕生日の3か月前に加入手続きをすれば、65歳の誕生日の月から保険が適用されます。誕生日の月に加入すれば翌月から、加入期間の最後の3か月に手続きをすると最大で3か月分の保障が遅れる可能性があります。
メディケア・パートBの加入時期
パートAは多くの場合無保険料ですが、パートBは保険料が必要です。パートBは医師の診療、外来治療、その他医療サービスをカバーします。初めて資格を得たときに加入しなかった場合、一般加入期間(1月1日~3月31日)に再加入できます。この期間に加入すると、保険開始日は同年の7月1日になります。加入を遅らせた月数だけ保険料が10%ずつ上がり、以後もその割増料金が適用されます。
