メディケアとメディケイドの制度比較と規制
管理体制
オリジナルのメディケア(パートA・B)は連邦政府が管理・資金提供し、全国どこでも同一の給付が受けられます。メディケアはCMS(Centers for Medicare and Medicaid Services)が監督し、加入手続きは社会保障局が行います。一方、パートC・DはCMSが認可した民間保険会社が提供し、給付内容や規制は異なる場合があります。メディケイドは連邦政府と州が共同で資金提供し、州が運営・対象者やサービス内容を独自に定めます。
受給資格
メディケアは65歳以上の米国市民が対象です。65歳未満でも障害や特定の健康状態で社会保障障害給付を受けている場合は受給可能です。メディケイドは所得・資産基準を満たす限定的な人々に提供され、州ごとに要件が異なります。たとえばニューヨーク州は医療費が高額で補足保障給付(SSI)を受け、一定の財政基準を満たす人が対象です。一方、ジョージア州やオハイオ州では未成年者、妊婦、障害者、盲目者、高齢者、介護施設入所者、乳がん・子宮頸がん患者などに限定しています。
受給停止条件
メディケアは加入後、保険料を支払う限り継続できますが、メディケイドは一定の条件を満たす間だけ受給できます。子ども時代に受給していた場合、19歳になると停止されることがあります。また、妊婦やその他の成人が州の所得上限を超えると、受給が終了します。
費用
メディケアはパートAは保険料が無料の場合が多いですが、パートB・C・Dは月額保険料が必要です。医療サービスには自己負担のコペイがあり、各パートに年額自己負担額(デダクティブル)があります。メディケイドは通常、月額保険料がかからず、コペイも低額です。ただし、世帯所得が連邦貧困線の150%を超える場合は月額保険料が課されることがあります。
