医療上の問題で働けない人のための保険と支援制度

働くことができない人は、生活費の確保だけでなく、必要な医療を受ける資金も不足しがちです。病気や障害が原因で働けない場合、医療保険の選択肢が重要になります。幸いにも、経済的に余裕がない人でも必要な医療を受けられるよう、さまざまな公的支援プログラムが用意されています。

メディケイド (Medicaid)

働けない人は収入が限られることが多く、これはメディケイドの加入条件の一つです。連邦と州の予算で運営され、低所得者に医療費をカバーします。州ごとに所得基準やその他の条件が異なりますが、承認されれば診療費の一部自己負担(少額のコペイ)を除き、医師や医療機関へ直接支払われます。申請は各州の保健福祉局で行います。

メディケア (Medicare)

障害のために働けず、社会保障障害給付(SSDI)を受給できる場合、24か月後にメディケアが自動的に適用されます。本来は65歳以上の高齢者向け制度ですが、障害が認められれば65歳未満でも加入可能です。障害認定には6か月から2年程度かかりますが、メディケア受給への第一歩となります。

ホームレス向け医療プログラム (Health Care for the Homeless Program)

全米ホームレス連合の調査によれば、健康状態の悪化とホームレス率は強く関連しています。医療が原因で働けなくなり、生活が困窮すると住宅が手に入らなくなることがあります。連邦政府はホームレス状態にある人々に対し、一次医療をはじめ、救急医療、薬物依存治療、メンタルヘルスケアなど幅広いサービスを提供しています。助成金の対象は非営利団体や州・地方自治体で、参加医療機関を通じて支援を受けられます。

CHIP(子ども健康保険プログラム)

働けない大人だけでなく、扶養する子どもにも医療保険が必要です。CHIPは連邦資金で運営され、親の収入がメディケイドの対象外だが民間保険が手が届かない家庭の子どもに基本的な医療サービスを提供します。各州が資格基準と対象サービスを定め、保健福祉局で申請できます。

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