グループ健康保険の基本と加入資格・保険料負担・参加率・継続保障
企業が従業員に健康保険を提供する際の基本的なポイントを解説します。州ごとに規制が異なるため、主な項目を整理しました。
加入資格
多くの州では、週あたりの労働時間を基準に加入資格を判断します。各州が定める最低労働時間は概ね20〜30時間で、これ以上働く従業員は、企業が定める「フルタイム」か「パートタイム」かに関わらず、グループ医療保険の対象となります。
保険料負担
州によっては、雇用主が保険料の一定割合を負担することが義務付けられています。最低負担率は州ごとに異なりますが、一般的には保険料の10%が最低基準です。雇用主はこの最低額以上を負担することも可能で、従業員の福利厚生向上につながりますが、法定最低額を超えて支払う義務はありません。
参加率要件
グループ健康保険を提供するには、対象従業員の一定割合が加入する必要があります。これは、保険リスクを分散させるための要件です。多くの州では、対象従業員の75%以上が加入しなければ、保険プランを維持できません。参加率が基準に満たない場合、グループ全体での加入は認められません。
継続保障
従業員が退職や雇用終了に伴いグループ保険を失う場合、一定期間の継続保障が認められます。州の法律やグループ規模により、連邦のCOBRA法や同等の州法が適用され、最大で18か月間保険を継続できることが一般的です。ただし、継続期間中の保険料は全額本人負担となります。
