給与におけるESI(従業員州保険)とは?
歴史
1948年のESI法に基づき、インド全土で労働者の福利厚生が開始されました。4年後の1952年にESI制度が創設され、当初はカンプリとデリーの工場労働者を対象としました。工場労働者は職業災害や一時的な障害のリスクが高く、ESIが提供する保険や給付が必要とされました。その後、制度は全国の様々な職種・地域へと拡大しています。
給付内容
ESI制度は主に2つの役割を担います。
- 医療保険として、労働者本人と扶養家族に対し医療費や診療をカバーします。
- 労働者が負傷・疾病・職業災害で働けなくなった場合、一定期間の生活補償や、障害・死亡時の遺族給付を提供します。
拠出率
2011年現在、拠出は給与の一定割合で計算されます。労働者側は給与の1.75%、事業主側は4.75%を負担し、合計で6.5%がESI基金に納められます。給与が日額70ルピー以下の低所得者は、労働者側の拠出が免除されます。
給付期間
給付は事前に納められた拠出金で賄われ、1年を2つの給付期間に分けて運用します。
- 第1期間:4月1日〜9月30日に拠出し、翌年1月1日〜6月30日に給付。
- 第2期間:10月1日〜3月31日に拠出し、翌年7月1日〜12月31日に給付。
