65歳以上の方の健康保険選び
民間保険の選択肢
退職後も保険が継続するシニアの方は、主に3つのタイプの民間健康保険があります。
- 従来型プラン:好きな医師を自由に受診できる。
- HMO(Health Maintenance Organization)プラン:提携医師の中から受診する必要がある。
- Preferred Provider Network(PPO)プラン:ネットワーク内外の医師を選べるが、ネットワーク内の方が保険適用が有利。
メディケア(Medicare)
メディケアは4つのパートから構成されます。
- パートA:自動的に適用され、入院費用をカバー。加入者負担はなし。
- パートB:医師の診療、外来治療、リハビリなどをカバー。
- パートC(メディケア・アドバンテージ):パートBより少し高額だが、入院と診療を包括的にカバーし、処方薬も含む。
- パートD:処方薬の追加カバー。
保険の併用(Coordination of Benefits)
65歳以上で従来型の民間保険に加入している場合、メディケアと併用できることがあります。民間保険がメディケアでカバーされない部分(例:入院自己負担額、診療の自己負担金)や、パートBの20%の自己負担分を補填します。
ギャップ保険(Gap Insurance)
一部の民間保険会社は「ギャップ保険」を販売しています。これはメディケアがカバーしない費用を補うものですが、併用保険ほどのカバー範囲は期待できません。ギャップ保険だけでは依然として自己負担が残る場合があり、保険料も高めです。
メディケア・アドバンテージプラン(Medicare Advantage)
シニア向けに提供されるもう一つの選択肢がメディケア・アドバンテージです。多くはHMO形式で、パートBの保険料が直接選択した民間保険会社に支払われます。加入者は従来のメディケアではなく、この民間のアドバンテージプランを利用して医療サービスを受けます。
