フィー・フォー・サービス保険の概要と特徴

フィー・フォー・サービス(FFS)保険は、従来の医療保険モデルの一つで、保険加入者が自由に医師や病院を選び、受診した医療サービスの費用を直接支払う方式です。保険会社は、支払った費用の一部を後日払い戻しします。

特徴

  • 保険料は加入者または雇用主が保険会社に直接支払います。受診時に医療機関へ診療費や検査費を支払い、後で保険会社に請求書を提出し、給付対象となる費用の一部が払い戻されます。

メリット・デメリット

  • メリット:医師・病院の選択が自由で、最も柔軟な医療利用が可能です。

  • デメリット:自己負担額(控除額・コペイ)が高く、請求手続きが必要です。払い戻しが完了するまで時間がかかります。

構成

  • 一般的に基本保障と大病保障の二つに分かれます。基本保障は診察・入院・手術などの日常的な医療費を対象とし、大病保障は重篤な傷病や長期療養にかかる費用を対象とします。

払い戻しの制限

  • 医療サービスは「医療上必要」と判断された場合にのみ給付対象となります。保険会社は地域の「通常・慣行・合理的」な料金や、事前に定められた給付表に基づき払い戻し額を算定します。控除額やコペイ率(例:20%自己負担、80%保険負担)も適用されます。

除外事項

  • 美容整形などの非医療的目的の手術は除外されます。また、年間限度額や生涯限度額が設定されていることが多く、単一請求や総給付額に上限があります。

まとめ

  • フィー・フォー・サービス保険は選択の自由度が高く柔軟ですが、保険料や自己負担が高くなる傾向があり、最もコストがかかる保険形態と言えます。

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