ワシントン州における障害者向けメディケアの概要

障害を抱える方にとって、まず重要なのは医療保険の確保です。社会保障障害給付(SSD)を受給し、2年間継続すると、連邦政府が運営する医療保険メディケアの受給資格が得られます。ワシントン州では、メディケアと併用できるメディケア・サプリメント(Medigap)や、メディケア・アドバンテージ(MA)プランが認可されており、低所得の障害者向けに追加支援も提供しています。

メディケアの概要

SSDの受給期間が24か月に達すると、メディケアのパートAとパートBの受給資格が得られます。パートAは入院や熟練看護、ホスピスケアをカバーし、月額保険料はかかりません。パートBは診療費、検査、耐久医療機器などを対象とし、月額保険料が必要です。どちらにも自己負担額があり、他の保険で補填できます。メディケアは連邦制度のため、ワシントン州でも他州でも同様の給付が受けられます。

メディケア・アドバンテージ(MA)プラン

障害者はメディケア・パートC(MA)プランに加入することも可能です。MAプランはメディケアを置き換える形で提供され、パートAとBの権利は保持したまま利用できます。保険料はメディケア・サプリメントより低く設定されることが多く、処方薬(パートD)や歯科・視覚などの追加サービスも含まれます。加入にはパートAとBが必要で、月額保険料が発生します。ワシントン州では、州内で販売されるすべてのMAプランが認可されています。

パートD(処方薬保険)

パートDプランも地域ごとに提供され、ワシントン州の保険委員会は30以上のプランを認可しています。これらは民間保険会社が提供し、メディケア自体が直接販売するわけではありません。メディケア受給資格があれば、パートDプランを選択する権利がありますが、プランごとに薬価表やネットワークが異なるため、処方薬がカバーされるか、薬局が利用できるかを確認する必要があります。

その他の保険カバー

家族や勤務先を通じて団体保険に加入している場合、障害によるメディケア受給後もその保険を継続できます。また、経済的に困窮している場合はメディケイドの申請が可能です。メディケイドは低所得の高齢者や障害者に対し、包括的で低コストな医療サービスを提供し、連邦政府とワシントン州が共同で資金を出しています。申請は地域のソーシャルサービス事務所で行えます。

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